★伊豆・三津シーパラダイスの「'98夏の特別催事」★で「カラー魚拓体験教室」が行われました。
カラー魚拓体験教室・レポート
インターネットで入手した三津シーパラダイスの割引券を使用して「カラー魚拓体験教室」へ、5歳の息子と出かけました。夏休みに水族館で遊び、学生さんなら欲張って宿題の自由研究も済ませてしまう・・・そう、「カラー魚拓」は、自由研究のテーマにピッタリだ!とも思いました。
まずは、先生の展示作品を鑑賞。「きれい!」 「生きているみたい!」 「えっ!こんな物まで!」・・・まるで海の中に自分が迷い込んだようで、しばし時を忘れてしまいました。 | |
そして、先生が魚(シイラ)を拓しておられるのを見学。ひっくりかえしたおもちゃ箱のホームページ上では、見ていたけれど、目前で見るのは初めてで、とても興味深く楽しく見せて頂きました。 | |
やはり体験教室は、小学生・中学生・・・学生が多く、大きなお兄さん、お姉さんが熱心に楽しそうにやっているのにつられ、息子が「僕もやりたい。」と言い出し、体験させて頂く事になりました。 5歳の子に出来るだろうか?と多少不安はあったものの、高橋先生や水族館の方の親切かつ適切なご指導のお陰で、山ぶどうの葉を拓する事が出来ました。(初心者は葉っぱから入門し、何作品か制作するうちに、葉→ひもの→魚へと拓する物が進化していくとの事です。)絵の具数色を根気良く重ねて乗せて、その物の色を出していく感じでした。そこで、その時の息子の姿に驚きました。いつもと違い、妙に集中していて顔は真剣そのもの。目の輝きが違う。こんな顔今まで見たことがなかった。確かに笑っている顔はイイ!でもそれとは違うこの時の顔は素晴らしく頼もしささえ感じました。毎日一緒に居ると気付かない事も多いけれど、確実に成長している事を実感!日々の育児の疲れも多少癒されました。作品が完成し、息子共々満足顔。 |
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体験教室へ行き、幾つかの収穫を得て、親子共々に、ちょっぴり世界が広がり成長したような気がします。とにかく楽しかったです。その2〜3日後、先生が息子の作品を色紙(しきし)に仕立てて郵送して下さり、それを見た息子「僕の宝物!」と感動しきり・・・色紙になると、作品がグレードアップしたようです。色紙は、何か一言と作者名を入れて完成!! 左写真は、色紙にする前の状態の葉の部分だけを撮り込んだ物です。 |
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色紙にして頂いた作品に落款を入れて完成としました。筆を使って何か一言入れようと思いましたが、まだうまく字も書けない息子を見て、かえって字を入れない方が良いと思い直したのです。赤い縁の額を購入し、作品を入れました(作品に似合っていないかなぁ・・)。そして、今では息子の学習机に飾ってあります。魚拓の話が出ると得意げな顔をして、必ずこの額を持ってきます。息子の自慢の逸品が机の上に輝いています。 |
又、体験教室が開かれる折には是非参加させて頂きたいと思います。ありがとうございました。
1998年9月 レポーター 「ハマヨ」
「福ちん」 fukuchin@fukuchin.com